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「親知らず」とは、第3大臼歯(智歯)の俗称です。通常、一番奥に生えて
いる歯は第2大臼歯ですが、さらにその奥に生えてきて問題を起こす厄介な
歯です。まっすぐ生えている場合は特に何もしなくていいと思いますが、斜めに
しかも中途半端に生えている場合は抜歯すべきです。
斜めに生えた親知らずには汚れがたまりやすく、そのせいで第2大臼歯と親知らず
との間に虫歯ができてしまいます。親知らずは抜くのであれば虫歯になっても
いいのですが、第2大臼歯は必要な歯なので抜く訳にはいきません。
親知らずをほったらかしにしていると大切な第2大臼歯までも傷めてしまいます。
特に出産の可能性のある女性は早期に抜歯を考えておくべきです。
親知らずの抜歯にはレントゲンや飲み薬などが必要ですが妊娠中には
使用できませんからね。 |
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| 親知らずを抜く場合に、親知らずの根の先が顎骨の中の太い神経に癒着していることがあります。どのような生え方をしている親知らずでも抜くことは技術的には可能ですが、神経に癒着したまま親知らずを抜くと神経麻痺の後遺症が出てしまいます。 |
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| 当院ではこのような場合に矯正治療を併用して抜歯を行います。まず親知らずを移動させるためにスペースを作ります。そのために親知らずの中ほどを切断して歯冠部分をまず抜きます。根を抜かなければ神経を傷つけませんから麻痺は起こりません。 |
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次に残っている親知らずの根に矯正装置を取り付けます。
すると矯正装置によって一ヶ月ぐらいすると神経と癒着していた根もゆっくりと引き離されて、抜歯しても安全な領域に移動し終えています。 |
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| 矯正移動を終えた親知らずの根はグラグラになっているため、たやすく抜くことができます。神経麻痺のリスクを回避できる唯一の方法です。 |
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